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鉄格子の中から

中学3年の時、私自身が精神病を発症し、35歳になる現在に至るまでの色々な闘病体験などを、拙い文章ですが綴らせて戴きます、どうぞ宜しく。

また出ました

色々日常的に大変な事案が多い。殆どが自分の精神面の事になるのだが、要らぬフラッシュバックに捉われる事が良くある。発病してからの22年間、最近でこそ減ってはきたが「強烈な出来事」が数多起こり続けるもんで、今の状況はある意味必然なのだろう。私はこのライフスタイルをブログに記し、「負けません!諦めません!」といった「屁のツッパリ」をただただ意気込む…読んでいる人はもう飽きているかもしれないが、これが仕方が無いけど今の自分の現状だ。
そりゃーね、楽しい話題や軽快な話題をいっぱい書きたくはあるよ。その方が自分も楽だし…でも中々そうは問屋が卸さないんだよね、自分自身の生き様の問題だから。皆が色々個性を持っている様に、私にも個性があるからね。それは敢えて否定しないし、周囲からも余り干渉されたくない。ただ、良化しようと努力はしていくつもりだけど。
とにかく心静かになりたい。ゆっくりと生き、感性豊かになりたい。大自然の中に溶け込んでしまいたい。15歳までは健康だった訳だから、それらがどういう事かおおよそ見当はつく。でも見当はついても心がささくれだっていたのでは、実感するのは難しい。幸いにして私は何とかこの心境まで運んで頂いたので、どうにかなりそうではあるのだが。
まだお世辞にも楽だとは言えないし、つらい過去も消せないが、そんな状況でないと見えて来ない『何か』を探すのは今しかないと思う。それは今までの体験上、その機を逃すと(つまり楽になると)リアルは変わってしまう事を何となくではあるが知っているから。まさしく人生は誰も皆「一期一会」。そしてそれは体験に対しても然り、なのではなかろうか?
やはり、今この時を懸命に生きてこそ『人生』!その熱さはどんなに良くなっても、願わくば保ち続けたいものである。

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タフガイになりたくて…

今でもまだ、強迫観念に悩まされる事が時々ある。憂鬱な気分に取り込まれることもある。そんな時、以前の私なら外にその悩みを聞いてもらっていただろう。しかし最近は少し違う。自分で自分を『理解』しようと試みる。もしくは問題に直接ぶつからずに『かわす』。昔は出来なかった芸当だ。
悩みは人によって十人十色で、今思えば他人に自分の「きつさ」を100%分かってもらう事など不可能に等しい。ならば自分で自分を受け入れるしかない。それが出来ないなら「いなす」しかない。どちらにせよ出来るだけ自分で処理するしかない。健康な人たちにとっては、これは当たり前の事だろう。
いつまでも親が健康だとは限らない。愚痴を聞いてくれる人がいつもそばにいるとも限らない。自分で何とかしなければならなく当然いつかなる。妄想に逃げ込んでいたのとはちょっと違う、自分の「ケツ」は自分で持つという事だ。この「ケツ」とは、精神面はもとより経済面、肉体的健康面など多岐に及ぶ事柄に対しての「自己管理」の総称だ。
詰まるとこ、これが出来るという事が「大人になる」と言う事なのかも知れない。そのためには精神的に「タフ」にならなければいけないし、「事柄の見極め」が出来るゆとりが必要になってくる。私にはまだまだそれらが足りない。「病気」という隠れ蓑に永らく入っていたために、人に頼る事が本当に多かった。自己評価・自己判断の基準も「周囲」にあった気さえする。しかしこれらは「病んでたから仕方が無かった」と簡単に開き直れる様なものでは無いと思う。
過去を振り返らずに、「これから」を生きて行く為に、とにかく「強く」なりたい。周囲との連携は違った意味で大切だが、私は「私の人生」を生きる主人公。そして強くなくては逆に人の良い縁者にはなり得ない。今から『病後』を力強く、そして楽しく生きて行けるのかも知れない。何より、ここまで来れた事を、全ての人に感謝したい。

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