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鉄格子の中から

中学3年の時、私自身が精神病を発症し、35歳になる現在に至るまでの色々な闘病体験などを、拙い文章ですが綴らせて戴きます、どうぞ宜しく。

今想う『統合失調症』①

私が23年間苦しんでいる『統合失調症』とは果たして何者なのか!?私が強制入院させられた平成元年頃には『分裂病』と主に呼ばれていたこの病気。これはドイツ語の直訳なのだが、イメージが大変に悪いという事で変わっていったらしい。対象を至極簡単に言えば「二心を持った者」を指す。「三心」「四心以上」の者も当然含まれる。ここでいう「二心」とは、1人の人間の中に「二つの本当の心が存在する」という事をいっている。思春期に主に発症する病気で、多感なこの時期ならではの病気である。私の場合の「二心」とは、表面の「人に優しく、争い事を好まない、大人しい自分」と、裏面の「過剰防衛型暴力性に憧れ続け、自分の身の危険性を常に感じながら、血生臭い妄想を繰り返す自分」の二つであった。両方は「水と油」で相容れず、しかもその両方をコントロール出来ていた為、傍目には表しか見えず、裏の人格は全く「ブラインドゾーン」に入っていた。しかし、2つとも正真正銘の自分である事は紛れも無い「事実」で、一見非常に矛盾した状態に陥っていた。これは私が生い立ち上、人にハッキリと「NO!」が、言えなかった事に主に起因する。この欠陥で起こる軋轢を裏人格の『妄想』でうさを晴らす事に躍起になっていた。ただ、それを悪い事だとはこれっぽっちも思って無かったし、後々これだけの大過を及ぼすとは考えた事も無かった。でも、裏面の精神に生産性・現実性は皆無だったし、異常な想念は膨らむ一方なので、いつか「正常な生活」が出来なくなりそうな気は何となくしていた。表面の「抑え」が効いているうちは裏面は一切顔を出さない。そうしないと2つの心の「ギャップ」がありすぎて、社会で生きて行けなくなる。それは十重分かっていたのだが、何せ風船にストレスを随時送り込んでしまうのだから、限界は自ずと近付いて来る。一人笑いや時間の「飛び」はまだ何とかなるが、私は徐々に2つをつなぎ止めるのに精神力を多く割かなければならなくなっていった。(続く)

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