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鉄格子の中から

中学3年の時、私自身が精神病を発症し、35歳になる現在に至るまでの色々な闘病体験などを、拙い文章ですが綴らせて戴きます、どうぞ宜しく。

言葉の力

私は自分の闘病体験上、この精神的病に苦しんでいる方々に、心から快方に向かって欲しいと常々考えている。このブログもそのために書いていると言ってもいい。
しかし、最近痛切に思うのは、「私を見てくれ!!」と言える「幸せな」自分になって行くことが、何より重要だということだ。それでも「幸せな」自分に到達する過程を、克明に記していく事は、やはり必要不可欠だ。
ただ、今でこそ言えるのだが‥今後は自分自身がもっともっと「幸せに」なれるように、自他共に「あんな風になれたら良いな‥」と思えるように、努力して理想を追い求める生き方こそが、求められている様に思えてならない。
机上の空論ではいけない。等身大の「私」の幸せに生きている姿を、是非見て欲しい。そう言い切れる自分には、まだまだ到達していないのかも知れないが、常に『精神病者の旗頭』になる意気込みは胸に秘めている。
何故だか私には、周囲の環境が整い過ぎている様に思えてならない。「何故!?」それは最後まで生きてみないと分からないのだろうが、病気を実際患ってしまった事も含めて、こういう状況になった事自体、偶然では無いのだと思う。未だに闘病中の方は、日本だけでも有り余る程いるわけで、その中、云わば「渦中」にいた私にとって、今の現状は幸せそのものであるからだ。
矢沢永吉さんがいつかテレビでおっしゃっていた言葉を思い出す‥「まず自分がハッピーにならなきゃ!そうしないと周囲の人をハッピーには出来ないよ」。確かこの様な言葉だったと思う。大変な苦労をされた矢沢さんのこの言葉が、今なら少し分かる気がする。
とにかく、私は私の道を行く。でも世界中の誰もが皆そうなのかもな。冬空にまたたく星になりたい、そんな心境です。

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ロシアンルーレット

世の中、殺伐としており、中々心の安らぎを得ることの難しい時代と感じる。
しかし、そんなご時世でもふと”感謝の念”が湧く時がある。
それは自分が当たり前に生きられている、との実感を思う時である。
先述した様に、殺伐とした時代にあって、誰かが不運にも不幸事に遭ってしまった、等というニュースがひっきりなしに流れてくる。
それを聞いて思うのだ、私じゃなくて何故彼らなのか!?と。
そしてそれが人間業で決せられる事では無い事を思うとき、”私は生かされている!”と大自然に畏敬にも似た感謝の念が沸々と湧いてくる。
それが当たり前ではなくて、大自然に生かされているのであり、私の人生も振り返ってみると、自分自身ではどうすることも出来なかった事例が、実は山のように有る。
そんな波乱含みの中で今まで生きて来られた事、その事は感謝以外のどんな言葉でも言い表せない。
そして志半ばでこの世を去らざる負えなかったあまたの人々の想いも、感謝の心を持って引き継いで生きていく使命感が、今日一日の私にまた前向きな力をくれるのである。
生きている=この世での可能性がある!!
少々辛くても、生きていられれば幸せだ!

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